立脇紘子バレエ研究所2019発表会おわりました!

1月6日、発表会終わりました。

いつもいろんなことを思いますが、今回は今までと違う方向に、いろんなことを思い、考えました。

特に今回は、子供たちが自分の力(踊りと踊り以外での)を思い切って発揮するようになれたようでした。みんなが活き活きと、主体的に作品に関わろうとするようになっていく様子は、見ていて頼もしく嬉しかったものです。

最初はゲストダンサーの方々と、『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』主役のMちゃんの名演技に引っ張られるようにして中3がスイッチオンし(高校生以上はすでに安定してた)、徐々に中2中1も勇気が出るようになっていった感じ。振付から半年の間に、『指示待ち』から『自分たち発信』に移り変わっていきました。

もちろんいろんな子がいるので、早い段階で殻を破った子(たぶん前からそうしたかったんだろうな、どんどん活き活きしていきました)もいれば、積極的な先輩の真似をしてちょっとだけ殻の外を見てみた!ぐらいの子もいますが、ほとんどの子が、自分でやってみることの感触を楽しんでいるように見えました。

私自身は、うんうんそれでいいんだよとじんわりしながら、その中に邪魔にならないように入って踊り、でも上達も目指し、ということが、難しくも感じましたが一歩一歩やれたように思います。

子供たちも、私のような存在(親と同じか上くらいの年齢でタイプもかなり違う)がいることにも慣れてくれてきたのか、ほどよい距離で一緒に舞台本番を楽しむことに向かわせてくれたみたい。みんないい子だな~、有り難いな~、と実感しました。たぶんみんなから見たら、めんどくさい一面があったり「そこまで追及せんでも」と思うようなことを言ったりしたこともあったけど、そういう私でもその場にいさせてくれました。

若いみんなに、もらったものや学ばせてもらったことがたくさん。いいヒントを得たから、これからに活かしていきたいです。

そして観に来てくださった方々のうち2人から、バレエはテクニックだけじゃなくて演じることが大事なんだと感じた舞台だった、という感想をいただきました。

これはとても嬉しい!
みんなでやろうとしていたことが伝わったってことですもんね。

踊る場を与えてくれる先生方と生徒のみんなに、感謝です。

舞台袖の写真
いつの間にか撮ってくれていた写真。 小道具の藁束についてみんなと相談中です。 (私は左端の緑のスカート)
マトリョーシカ
ゲスト振付の成澤淑栄先生から、一人に一個ずついただいたお土産。かわいいので楽屋のみんなと並べて撮影♪

自分の踊りの出来はというと、本番は練習の6割ぐらいしか思い切れない私には珍しく、コンテンポラリー『The Way』(コンスタンチン・セミョーノフ先生振付)は、練習どおり集中しきって思い切り踊れました。それだけでも満足かな!淡々と燃えている感じの作品の雰囲気が自分の内面と重なるようで、とても気持ちがよかったです。DVDを見れば落ち込んだりはするかもしれないけど、舞台本番で入り込んで踊れて、本当によかった。

『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』とプロローグはちょこちょこやらかしましたが、これまた、今までとは違って緊張して縮こまって踊って悶々とした結果になったわけではないので、差し引けばまあよしとできるかな、という感じ。何より、みんなで作品の中に入っていくのが楽しかった!

あと、中高生に43歳が混じっているようには見えない、違和感ない、と、いろんな人が言ってくださったようです。助手時代の生徒(今はプロダンサー♪)のお母様二人から、「まどか先生、上達してる、すごい~」と言っていただいたり。できることが増えている実感は錯覚じゃなかったとわかって嬉しかったなあ。

欲を言えば、中高生と同じに見えるのではなくて上手な大人が混じってる??ぐらいに見えるようになりたいですが、まあそれは、レッスンを積んだ結果なれるかもしれないから、またこれからいろいろ研究を続けるのみですね^^

 

まだもうちょっと、舞台に出ることは続けたいな。

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